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伝説の天馬グレートタイタン

田原成貴が歴代の騎乗馬の中で一番と常にいっていた彼の初期の追い込み馬です。
1980年秋の京都記念を田原初騎乗でこれまでの中団の差す競馬から最後方からの追い込みに切り替え鮮やかな勝利を飾る。その後天皇賞秋(当時は3200m)は重馬場の影響なのか5着と奮わず。その雪辱を果たすべく年末の阪神大章典(当時は12月開催)に出走する。
その時の同馬の追い込みの脚は、天まで突き進む馬、空気を裂く馬と、彼は後に表現しています。6頭立てのレースの中、最後方より鮮やかな捲りを見せ勝利を飾ります。その勝利は当時の見ていた彼を知らないファンも彼の同馬の追い込みと田原成貴の魅せる騎乗に感動したと言われています。
しかしこの馬は悲劇的な最後を迎えます。翌年は3連敗を喫し雪辱を果たすために望んだ天皇賞春に向けて、彼は3200mの距離適正を信じて、同馬に極限まで調教を施したと噂されています。その調教の最終追切でなんと同馬は心臓麻痺により馬場に倒れこみ、亡くなってしまします。当時の調教時の同馬の姿は、競馬中継でも流され、多くのファンが悲しんだと言われています。
彼が騎手になって、初めて出会った名馬。その後のどの名馬よりこの馬が優れていたと彼は表現しています。同馬は天まで翔けていった悲劇の名馬なのです。



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